オーストラリア ハム事情、その後

番組ディレクタ JA1WTO 吉原です。

オーストラリアのハム事情、いかがでしたか。
さて、聞き忘れた、気になることがありましたので、追加で教えていただきました。

Q1:VKの免許は、日本のように、従事者と局が別ですか?
A1:別です。
VK国内で筆記試験を受験し晴れて合格しますと、A4の賞状サイズで「従免」が与えられます。もちろんこれには「顔写真」が貼られています。その後、日本でいう「局免許」を申請する形となります。
(参考)
私(VK3EHG堀内さん)の場合はFCCライセンスをベースに取得しましたので、VKの「局免」のみ所有しています。「従免」は持っていませんので、運用時は「FCCのライセンス」+「局免」の所持が条件です。

Q2:基本クラスのコールサインはサフィックスが4桁?
A2:4桁サフィックスあります。
VKではファンデーション(初級)ライセンスでは4桁のサフィックスが与えられているようです。例として、VK3FEHGや、VK3FQSLという風に、トップレターは「F」からとなっています。
(「F]=ファンデーションの意でしょうか?)
追伸:ファンデーション級では「デジタル」の運用が出来ない。(=よってD-starもNGです。)

Q3:移動局とか、固定局とかはあるの?
A3:私の知る限り、移動局/固定局の取り決めは無かったと思います。
ですので、アドバンスト級ですと移動の場合でも上限400wまで運用が可能です。

Q4:FCC免許と同じような、バニティで、指定可能なの?
A4:はい、可能です。
オンラインで空いているかの確認が出来るサイトがあり、申請時には3つまで希望することができます。第1希望が残念ながら埋まってしまった場合は、第2希望、、、という感じです。バニティ費用は$20で、局免許申請時に同時に記入します。

Q5:ゲストオペは、可能ですか?
A5:こちらではゲストOPについては聞いたことが無いです。
またローカルのハムに聞いたのですが彼自身も知らないとのことでした。。(可能であっても有資格者が原則と思います。いがいとVKはEU堅気な部分で気難しいです)

と、忙しい時間を割いて、教えていただきました。ありがとうございました。

オーストラリアで、運用してみたいですねえ。
皆さんはいかがですか?