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新年度が始まりました 今年度もよろしくお願いします

4月1日、今日はエイプリルフール。気の利いた嘘が思いつかない~~、今年はお休み。

さて、番組は、4月以降も継続できることになりました。今年度もよろしくお願いします。

さて、朝ドラ「舞い上がれ」が終わりました。航空ファンとして、見どころがたくさんありました。工業系人間としても、部品加工のお話など面白いところが多かったです。
最終回で、空飛ぶ車「かささぎ」が完成、運航開始というお話。「かささぎ」には機体番号があったようですが、画面から見つけれませんでした。
その後、離陸許可を取るところは、なかなかリアルで、コールサインは「JA1896M」。これが機体番号で現在の機体番号の割り当ては全体で6桁なので7桁にして、本物にはならないけど、それっぽい。うまく考えたなと思いました。が、一晩寝て、さらに気が付いたことが。これは「イワクラマイ」!!
ところで、「JA1896M] 「ジュリエット-アルファ ワン-エイト-ナイナ-シック-マイク」と言っていましたが、これが一発で聞き取れ、コールサインとして認識できた方、かなりの航空ファンですね。
航空大学校のシーンでは、リアリティにこだわり、実際に訓練生として許可を取り、実機を飛ばして、実機内で撮影していたそうです。この時のコールサインは、たしか実機の物だったと思います。

もし、俳優の皆さん、無線の資格も取っていて、それも航空無線通信士だったら、アマチュア無線もできるのになあ・・・・

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO よしはら

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アマチュア無線制度改正

3月22日に、アマチュア無線をもっと手軽に始められるように、アマチュア無線で手軽に実験できるように関連の法律が改正されました。

体験運用ができるようになったのは大きい改革です。シャックに遊びに来た人に、ちょっとしゃべってみる?? と、マイクを渡すことができるようになったわけです。
研究や、教育分野でのアマチュア無線の活用も、明文化されました。教材としてのアマチュア無線の活用をぜひ進めていただきたいですし、研究用として・・・電波しか知らないのでアイデアが思いつきませんが・・・新しい通信方式の開発や、伝搬の実験、地震予知などに利用できる伝搬状況の観測、もしかしたら、気象研究などにも利用できるかもしれません。多くの研究者の方にアマチュア無線を知っていただき、活用していただきたいと思います。
手続きが簡略化され、ややこしくて、初心者だと申請も出来ない状況も、改善されると思います。

さて、手続きは簡略化されましたが、総務省が我々アマチュア無線家に要求していることは変化がありません。つまり、迷路のような入り口部分は、すっきりしましたが、中に入ると、従来通り、いろいろな壁があります。
それは、無線設備です。今回の改正で、免許状には、アマチュア局で指定することが可能な電波の型式、周波数、および空中線電力を一括コードで指定されるため、いわゆる包括的な免許となったと、勘違いされる方が多いようです。SNSなどでも、そういった表現をされている方を見受けますが、それは間違いです。

いままで、電波型式のみが一括して指定されていましたが、それを、電波型式、周波数、空中線電力に拡大するだけです。
実際に電波を出せるのは、届け出した機器で出せる周波数、電波型式、空中線電力となります。
つまり、ハンディ機で開局された方が、HF機を購入してもすぐには運用できず、届出し、受理されることが必要です。中華製の安いリグだと、技適はとれていないでしょうから、保証認定の手続きが必要です。旧機種を使用するには新スプリアスの適合手続きが、DMRなど、新しいデジタル機も同様で、保証認定手続きが欠かせません。海外のキットなども面白いものが多いので、組み立ててすぐに使えるといいのですが、残念ながら、保証認定が必要になります。

事前に申請して許可を得るという、時間と手間のかかることが無くなるのは、大きな改革ではありますが、手続きが無くなったわけではありません。しかも手続きしないと、違法運用となってしまう可能性もあります。

次は、ぜひこの設備関係の手続きを改革し、アメリカ式にしていただきたいですね。

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO よしはら

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3月になりました

2月があっという間に過ぎ、3月になっちゃいました。

期待されたブーベ島DXペディション、大幅に規模縮小となりましたが、困難な状況のなか、島に上陸され、電波が出ました。日本からは多くの方がQSOされたようです。残念ながら、私はワッチするも見えず聞こえず。見えたのはパイレーツだけ。でも、世紀のペディションをリアルタイムで見られて良かったです。今は、本当にリアルタイムで情報が来ますので、すごい時代になりました。

さて、3月に入ったら一気に春になりました。また寒い日が来たり、雪の日もあるかもしれませんが、2月のような凍てつく寒さは、今シーズンは終わりだと思います。

電波の世界もそろそろ春。マジックバンドと言われる、50MHzがそろそろ動き始めました。すでに、オセアニアは、ほぼ毎日オープンしていますし、南米もちらほら。なんだか期待できそうです。
HFのハイバンドも、今年は盛況です。28MHzはFT8の3KHz幅では収まり切れないくらいの局がでています。WASが一気に増えました。

コロナが落ち着いてきて、海外渡航も以前に戻りつつあり、DXペディションもだんだん増えてきました。コンディションの良さもあり、多くのペディション局とQSOができそうです。
ただ、FT8だと、そのパイルアップの大きさ(呼ぶ局の多さ)が目で見てわかるので、弱小設備局は尻込みしてしまいます。だいたい、パイルアップに参加する隙間がありません。運よく参加できても、全く応答なし。ということで、ペディション局を呼ぶ際は、ほぼ需要が満たされた頃のCQ連呼になるまで、ゆっくり待つことにします。

それにしても、デジタルモードのお陰で、DXCCなんて夢のまた夢だったのが、100は疾うに過ぎ200が視野に入ってくるという段階まで行きつくことができています。微弱モード様様です。
しかも、微弱モードを始めて、連続ワッチが簡単にできるようになったので、短時間のオープンにも出会えるようになりました。ほんの10分程度のオープンでも、以前から起きていたのでしょうけれども、それを、このモードの運用形態のお陰で、捕まえられるようになったわけです。電波伝搬の不思議を感じ、謎がさらに深まりました。・・・・こういうことを追及、研究すると、きっと面白いでしょうね・・・・・

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO よしはら

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2月になりました

いま、世界中で注目しているブーベ島ペディション。成功を祈っています。一つだけでもできるといいな、と思っています。

あっという間に1月が過ぎ、2月になりました。2月はたった三日ほど短いだけなのに、これまたあっという間に過ぎていきます。
さて、時間の過ぎるのが早いので、充実した毎日を過ごしたいと思っているのですが、結局、自分の趣味である無線ばかり。まあ、好きなことで時間を過ごすことができるのは、よいことなんだと思います。

そういうことなので、ここのところの年間交信局数が、以前と比べて大幅に増えました。1975年に免許をもらってからの40年間では合計でも500局に満たなかったのに、その後の数年で急激に伸びて、昨年は年間1500局を超えました。なんだか自分でも信じられないくらい数の交信をしています。

どうやら、デジタルモードに出ていることがかなり効いているようです。
それには二つの理由があって、まずは「ながら」QSO。SSB/CWでは、とにかく集中していることが必要ですが、最近のデジタルモードだと、PCにお任せできる部分があり、集中しつづける必要がありません。そのため、疲れないのもありますが、余裕もできて、私の場合は、番組作り、番組ネタ探しをすることができます。
もう一つは、私のような比較的簡単な設備、アンテナでもQSOできる確率が高い事だと思います。呼べば応答がある、そんなことを繰り返しているうちに、1日で20~30局もQSOしていることがありました。過去の私には信じられない数字です。

交信数が増えれば、当然、いろいろなアワードも完成できています。DXCCは100でさえ無理と思っていましたが、180を超えました。WASも完成しました。
こうなってくると、いろいろ欲が・・・でも、じいじは定年退職者。ほどほどに、のんびり楽しむことにします。

JA1WTO/JH8AIW よしはら

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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

ハムのラジオを始めてから10年経ちました。今まで支えていただき、本当にありがとうございました。
ありきたりですが、あっという間の10年でした。還暦を迎えた身には、よく言われる「歳と同じスピードで時がたつ」ことが、さらに追い打ちをかけたように思います。

10年を振り返ってみれば、いろんなことがありました。それは当たり前ですが、楽しくもあり厳しくもあり貴重な経験のできた10年だったと思います。もっと若いうちにこの経験ができたら良かったと思うこともありますが、この歳になったからこそ気が付くこともあり、ともかく、自分にはプラスになったと信じています。

2023年は、日本のアマチュア無線では大きな変革が行われます。これによりアマチュア無線がもっと身近になり、活躍する範囲の広がりが期待できます。できれば社会貢献などを通して、社会的地位が上がってほしいと思います。もっと社会的に、学術的に、教育的に活用され、頼ってもらえ、そして楽しいアマチュア無線にしなければなりませんね。無線愛好家として、本気の改革に、本気で答えていかないとならないように思います。

まずは、今年もコツコツ番組を作り続けていきたいと思います。

どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO/JH8AIW よしはら

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新しい椅子

ワーキングチェアと言われる、いわゆる書斎用の椅子を買いました。
私には息子が二人いまして、独立して久しいのですが、小学校入学の際に買った机、椅子を置いて行ってしまいました。勿体ないので活用しています。机は特に支障なく使えますが、椅子は子供用の物なので、少々窮屈です。まあ、使えないことはないので、そのまま使っていました。
でも、インタネット等をみていると、在宅勤務の広がりで、オフィスチェアやワーキングチェアという物が、以前よりも目立つようになってきていて、一度検索すると次から次へと広告が出てきます。
そんなわけで、ボチボチ新しいものにしようかと、いろいろ物色していました。お値段と座り心地はほぼ比例していて、数千円から10万円越えまでいろいろありました。やはり、座ってみないとわからないので、いろいろなお店でじっくり座りながら、そしてお財布とも相談しながら、妥協できるものを探し、やっとこさ購入しました。
で、いやこれが、座り心地のいいこと。それほど高いものではありませんが、今の物はよくできています。

今まで特に考えずに、長い間使い続けている物には、もしかしたら、ずいぶんと進化して、使いやすく快適になっているものがありそうです。自分の周りを見直してみるといいかもしれません。

JA1WTO/JH8AIW よしはら

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コールサインのサフィックス占い?

最近は、FT8ばかりで遊んでいるので、コールサインを目で見ることが多くなっています。
で、なんとなくですが、同じサフィックスの方をよく見るような気がします。
あれ、このコールサイン、よく知っている方だと思うのですが、よく見ると、プリフィックスが違っています。それは、国内に限らず、DX局でも遭遇します。
ハムフェア等でいろんな方と会う機会が多いのですが、このサフィックス、あの方と同じ、とっても似ている、なんてことにもよく遭遇します。

まあ、それは、サフィックスを覚えていて、似たコールサインに遭遇すると、反応するだけかもしれません。

でも、日本では、個人のコールサインは選べず、順番に割り当てられていくわけですが、どうやら、割り当てられたコールサインによって、その方のアクティブ度合いが運命的に決まってしまうのではないか、と思ってしまいます。

ということは、コールサインで占いができる!?

JA1WTO よしはら

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地震

先日、少し大きな地震がありました。震源は、我が家の真下。
まあ、真下というのは、正確ではありませんが、緯度経度がほとんど同じ所です。震源の深さは、いつもとあまり変わらず、50kmくらいでした。
先日の地震の規模は、M5位でした。M4クラスは月一回くらいの頻度で発生しているように感じていますが、M5は久々でした。M4とM5で、あれだけ違うと思うと、M6になると、どんだけ大きな揺れになるのか、ちょっと怖いです。
ほぼ真下の地震なので、最初の縦揺れを感じます。揺れ方で震源はこの近くという判断ができます。よく「突き上げるような」と表現されますが、私は、崖が崩れて落ちるように感じます。「ガタン」と落ちて、地鳴りがしながら、細かい揺れが来て、そして大きな揺れがきます。どのくらいで大きな揺れが来るのか、時間を計ったことはないのですが、発生時には、いつも長く感じます。

さて、アマチュア無線家としては、災害に備えることが必要だとは思います。でも、いざという時、どんなネットワークでどんな情報提供や情報交換が必要なのかあまり具体的に議論されていないような気がします。議論されているのかもしれませんが、限られた地域などで閉じているなど、あまり公に出てこないような気がしています。米国では、全国的な専門組織があって、標準的な手順が決まっていて頻繁に訓練しているようです。日本でも、そんな専門の組織を作る必要があるような気がしています。いざという時はここに頼め、という所になれるといいなと思います。

まあ、つぶやいているだけで、それを実現するためには、どう行動すればいいのか、よくわからないのですが・・・

JA1WTO よしはら

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秋のDXシーズンです!!

秋のDXシーズンですね。28MHzが、連日賑やかで・・・といってもFT8ですが・・・出る隙間がありません。朝方の北米、南米、昼間のオセアニア、アジア、夕方のヨーロッパと、見ているだけでわくわくします。
ただ、電波を出す隙間がないほど混んでいて、隙間をやっと見つけても、相手側ではQRMらしく、呼んでも応答がなかなかありません。まあ、ビームアンテナを使えば、レベルも上がり、受信も良くなることはわかっているのですが・・・・・
ただ、CWやSSBは、まだ聞こえてきません。 ということは、コンディションはいまいちなのでしょうか。それとも、み~~~んな、FT8に行っちゃったのでしょうか?

制作担当 JA1WTO よしはら