ものづくり

ものづくり

最近、よく聞くようになった言葉ですね。ほとんどの方は、形ある「物」をイメージすると思います。でも、この番組作りも、「ものづくり」だと思っています。
企画し、収録し、編集し、そして聴いていただく「形」にして送り出す、形ある「物」を作る過程と全く変わりません。

私は、物を作るのが好きです。なぜ? よくわかりません。きっと、頭の中にある、もやもやしたものを「形」にすることができるからかもしれません。
その好きが高じて、メーカーに就職し、毎日ものづくりに励んできました。引退した今は「番組」という「もの」づくりに携わっています。

ものづくりの「もの」は、いろんな形があります。もしかしたら、形はないかもしれませんが、とても面白いです。ものづくりを楽しみましょう。

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO よしはら

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収録振り返り ~FT8,はじめました~

みなさんこんばんは.YOTA Japan の JR2KHB です.

3月28日の放送は「VUでもFT8」でした.

IC-9700 の発売をきっかけに,V/Uバンドが非常に活発になった印象がありますが,それに加えて,かねてからのFT8ブーム.昨年夏の2m大オープンでは,良い経験をされた方も多いのではないでしょうか.


VUじゃないんですが,FT8をようやく始めたんです.

長らく自宅にHFのアンテナを上げることが出来ず,なかなか「おうちから運用」ができませんでした.そこへ,実は半年ほど前に引っ越しをしまして,新居のベランダに 2m ほどのモノバンド・モービルホイップアンテナを取り付けることができました.それをきっかけに,
「FT8,ぼちぼちやってみっかあ」
といって,ほそぼそと運用しています.出力は,移動する局の設備なので,50Wです.全然飛びません,hi.

HFモービルホイップの難しいところは,なんと言っても,周波数帯域の狭さ!アンテナアナライザがないとやっていられません.私はアンテナカップラ(マニュアルアンテナチューナー)を使って誤魔化していますが,QSYするたびに再チューンが必要で,大変です.

そんな時,FT8は本当にありがたい存在です.周波数固定しっぱなしで良いわけですから!


実は今回のブログは,CQ WPX SSB コンテストの最中に書いております.いろいろ呼びまわっているのですが,ローバンドでは50Wのベランダアンテナではあまりに厳しい.鳴かず飛ばずで,北米はおろか,東南アジア,韓国,中国にも,S9以上で聞こえているのに,全然取ってもらえません.

で,ふらっと 40m FT8に出たんです.

インドネシアのIOTAペディション局が出ておりまして,-5dB くらいで入感しているも,パイルアップになってる様子.しかし,実は私,東南アジア方面には何故か相性がひどく悪く,インドネシアはFT8でも何度か呼んでいるのですが今まで交信できていません.

「強いけど,どうせ駄目だろうから,5回くらい呼んでみてやめよう」
と思って,コールサインをダブルクリックしました.

……なんと,一発でした.唖然としました.

交信できたのはもちろん嬉しいです.しかし,SSBとFT8という差があるとは言え,コンテストの空振りCQ局を呼んで全く応答がなく,一方パイルになっているであろうIOTAペディション局とは一発で交信成立…… 交信できたのはもちろん嬉しいですが,なんだか複雑な気分です.


今回の番組テーマだったVUのFT8も気になっています.しかし流石に住宅街の中の,屋根を越えないようなモービルホイップでは,FT8といえども近隣局しか聞こえず,まだ交信していません.新しいデジタルモード,Q65も登場したことですし,動向を注目したいと思います.

それでは,また!

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収録振り返り 〜リグから教わったこと〜

みなさんこんばんは。YOTA Japan の JR2KHB 須田です。

3月21日の放送は「リグ談義 HF編」でした。

先週のV/U編に続くリグ談義2回目。かっこいい無線機といえば、やっぱりHFの固定機!今回も実に多くの機種が登場しましたね。みなさんは幾つご存知でしたか?私は真空管リグは全然わかりませんでした hi

そう、2009年資格取得、2011年開局の私、真空管リグを触ったことがございません。あの PLATE とか DRIVE とかのツマミ(合ってますか?)を、メーター見ながら動かしてチューニングするのを、実際にやったことがないんです。……あ、でも、手動のアンテナカプラーはいつも使っているので、結局似たようなものなのかもしれませんね。

それでも、写真で見る真空管時代のリグの、無骨ながらも洗練された格好良さには、惹かれるものがあります。もう40年早く生まれていたら、虜になっていたでしょうか。


さて、放送でお話できなかった小ネタをひとつ。

「最も思い入れのあるリグ」として放送でも取り上げた、YAESU FT-920。固定機としてはエントリーモデルで、時代的にはFT-1000系列の下位機種という位置づけになるでしょうか。調べますと、1997年発売、定価198,000円で、その年のグッドデザイン賞も受賞しているそうです。

機能的に嬉しかった部分は放送でお話ししましたが、ここではちょっと一癖あった部分を。

このリグ、送受信に使えるボイスメモリー「デジタルメモリーレコーダー」がついています。当時まだ出始めだったのでしょうか、取扱説明書冒頭の特徴紹介にも取り上げられている機能です。

そんな機能があると,当然CQマシンとして使いたくなるわけです。……が、一つ問題が。

なんとこのボイスレコーダー、録音時間がたった8秒しかなかったのです!

まだ運用もスムースとは言い難い中学生時代でしたから、CQの録音は、時計とにらめっこしながら試行錯誤する必要がありました。最初は「どうぞの『ぞ』が切れた!」、次の録音は「焦って早口になりすぎた!」とか……。ローカルコンテストですとコンテスト名まで言わなくてはならないので、更に時間は詰まります。

いかにコンパクトに、かつ聞きやすくCQを出すか。工夫を重ねた末,「CQであること」「コンテスト参加であること」「コールサインは何か」「CQの終わるタイミングはどこか」この4つだけを伝えるようにして、制限時間に収めることに段々慣れてきました。

今となってはもう、当たり前のように短いCQを出すようになりました。そういうコンテスト慣れも、あの「8秒メモリー」で鍛えられたおかげなのかな、と思ったりしています。


そんなことをふっと思い出したので、今週の編集後記タイトルは「リグが教えてくれたこと」にしてみました。リスナーの皆様にも,そういう思い出、ありませんか?

それでは、また!

JR2KHB 須田

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聖火リレー

いよいよ聖火リレーがスタートしました。いろいろありますが、オリンピックの開催に向けてスタートです。

さて、聖火リレーで思い出すのが、2012年ロンドンオリンピックです。聖火の位置から、APRSビーコンが発射されていました。このAPRSビーコンはAPRS.fiで追いかけることができましたので、遠く日本からでも、聖火の現在位置がわかりました。

皆さんよくご存じの国際呼出符字列分配表によれば、イギリスには2AA~2ZZの割り当てがあります。
ロンドンオリンピックでは、記念局やAPRS局に割り当てられたプリフィックスが、「2O12」(Two Ou One Two) 。粋ですね。割り当て可能なプリフィックスだったとはいえ、羨ましい限りです。

そういえば、前回のリオ・オリンピックでは、特別なコールサインの記念局が、たくさん出ていました。ブラジルは比較的多く特別なコールサインが多く出てくる国ではありますが、アマチュア無線の活性化にきっと役立ったと思います。

そういえば、西暦2000年の時は、日本でも、いまでは考えられないコールサインが発給されたことを思い出しました。
また、山口県で開催されたボーイスカウトの世界ジャンボリでも、見たことのない特別なコールサインでした。

アマチュア無線の社会的貢献が、少しずつ認知されているようです。次の国家的なイベントでは、いままで見たことのない特別なコールサインに期待したいです。

JA1WTO よしはら

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ローバンドを楽しんでおります

うちの近所の公園の桜が咲き始めました。今日は暖かいので、さらに開花が進むと思います。シャックの窓からみえるので、毎日楽しみです。

さて、季節はすっかり春ですが、コンディションは、どうも春型になっていないようにも思います。
いままで、ローバンドはアンテナの関係で諦めていましたが、先日、念願のアンテナチューナを購入できたので、とりあえず、ロングワイヤアンテナを張りました。アース側は、屋上に這わせたカウンターポイズ。なんとか仕事をしてくれているようです。アンテナのワイヤー長は、現在24mくらい。まあまあの長さがあるので、ローバンドでもマッチングが取れます。ということで、いままで出たことのなかった、160m、80mに挑戦です。

160mはノイズレベルが高く、DXの微弱な信号はノイズに埋もれてデコードできません。国内は何とかなるようですので、1エンティティ「JA」を確保です。
80mも当初ノイズレベルが高かったのですが、最近、ノイズが減ったようで、東南アジア各局や北米各局が見え始めました。ということで、最初は強力に入っている「北米」局に狙いを定め呼んでみます。な、な、なんと、応答あり。QSO成立です。その後も、受信レベルが低くても呼んでみると、意外にも応答あり。北米各局はノイズの少ない所からでているのでしょうか。昨夜はフロリダ方面まで飛んで行ってくれました。ロングワイヤーに60Wでも侮れません。そうなると、俄然、面白くなりますね。

春コンディションで、ハイバンドのオープンを期待していたのですが、まだまだローバンドが面白そうです。

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO よしはら

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収録振り返り ~ハンディ機とポータブル機~

みなさんこんばんは.YOTA Japan の JR2KHB 須田です.

3月14日の放送は,『リグ談義 V/U編』でした.

いやあ,会話が止まらなかった!ハンディ機,コンパクト機,50MHzの据え置き機,新しいものから古いものまで,思い入れのあるリグがそれぞれありますね.特にディレクターの「歩く無線機カタログ」ぶりには驚きました(まだお聞きでない方,注目ですよ!).


さて,私の機械の思い出は番組本編に譲るとしまして,今回の収録振り返りでは,番組でも登場した所謂「ポータブル機」について考えてみたいと思います.

今の多くのアマチュア無線入門者は「ハンディ機」で開局するケースが多いように思います.安価・小型であり、144 / 430 MHz 帯が中心になっているためアンテナも小型で済み,さらに運用の比較的簡単な FMモード (+ デジタル)専用です.ハンディ機の普及によって,アマチュア無線へのハードルがぐっと下がった……のだろうと推測します(私もハンディ開局世代ですので,推測しかできません hi).

さて,ハンディ機で入門し,144 や 430 で基本的な交信を覚えた初心者は,次に何処へ進むのでしょうか.

FM衛星ならハンディ機でも出来るのでしょう.でも,HFデビューは?CWは?6m や 10mでのEスポ体験は?

いまの日本のアマチュア無線界を見ますに,ここに大きい「ギャップ」があると考えています.

仮に HF や 6m 等,ハンディ機の先の世界を知ることができて,よしんば興味を持ったとしても,HF・6m へ出れる安価な無線機も少ない昨今です(特にわかものにとっては!).アンテナも住環境によっては気軽に設置できるわけでもなく,また調整も機材の乏しい中では大変です.ハンディ機しか持っていなかった人は,安定化電源や同軸ケーブルも揃えなくてはならないかもしれません.「ちょっと試してみたい」という軽い気持ちでは,中々手を出せないのではないかと思います.

ですが,「先」の世界に触れた経験の有無によって,その人の持つアマチュア無線への印象ががらりと変わってしまうであろうことは,言うまでもありません.

ハンディ機だけの世界を出ることができず,SSB の音すら聴くことなく5年が経ち,廃局してしまう…….そんなケースが少なくないのではないかと思えて仕方ないのです.

40年前,RJX-601 や IC-502 のような「6m のポータブル機」は,開局ほやほやのわかもの達に,「この先にはこんな世界があるよ」という展望を少し,覗き見させてくれていたのかもしれません.

…… 技適が通ってて,ロッドアンテナのついた,HF ないし 6m のモノバンドオールモードポータブル機.3~4万円くらいで出てこないかなあ.夢物語でしょうか?


V/U回の振り返りなのにHFの話になってしまいましたが,6m ポータブル機の話題に一応掛かっているので,ここはひとつ.

そして次回は、お待ちかね、HF編の予定です.お楽しみに.

それでは,また!

JR2KHB 須田

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あれから10年

3月11日 あの大震災から10年となりました。まだ10年、もう10年、人それぞれだと思います。
亡くなられた多くの方々のご冥福を心よりお祈りいたします。また行方不明の方々の1日も早い発見をお祈りしています。

その前から、そのあとも、日本各地で何かしら、大きな災害が発生しています。この国に住む限り避けられないことだと思います。
日ごろから、備えておきたいと思います。

JA1WTO よしはら

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日本のアマチュア無線局数の推移

先日、JR2KHB須田さんが、コンテスト参加者数の推移をつぶやいていたので、どんなものかと、その他のJARL主催のコンテストでのログ提出局数と、日本のアマチュア無線局数と、ついでに、JARLの会員(正員)数を並べてみて、20年ほどの推移を眺めてみました。


すでにご承知のことと思いますが、敢えて気が付いたことを上げてみると
1.アマチュア無線局数はここ20年で半減した。
2.コンテストログ提出局数は、アマチュア無線局数の減少に関わらず、おおよそ一定数(1500~2000)ある。(グラフには記載なし)
3.JARLの会員数は、アマチュア無線局数の減少に合わせて、ほぼ半減している。
4.しかし、会員数の割合は、12~14%程度で推移し、一定割合を維持していて、会員だけが特別に減少しているわけではない。

ということは、アマチュア無線局数を増やすことが優先で、それにより会員数も増えていくことが予想され、しかも業界の活性化が期待できる。

なぜ、半減したのか、よく考えないとなりません。
Youtubeがもてはやされている裏で、ラジオが見直され、PODCASTやClubHouseなどの音声メディアに注目が集まっているようです。音声メディアなら、アマチュア無線は得意分野? Clubhouseってアマチュア無線と似てる? それとも似て非なる物? いろいろ考えたいと思います。

JA1WTO よしはら

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収録振り返り ~待ち遠しや,マルチオペ~

皆さんこんにちは.YOTA Japan の JR2KHB 須田です.

3月7日の放送は,「WPXコンテストの勝ち方」でした.

RIO さんによるマルチオペの作戦立案レクチャー,とても勉強になりました!私もマルチオペでコンテスト運用するのが大好きでして,いつもウキウキで出かけるのです.ぜひ次回には活かしてみたいと思います.

次回がいつになるか,コロナ禍でまったく分かりませんが…….


最近のKHBのコンテスト事情をひとつ.

私のコンテスト参加のほとんどがマルチオペでして,自コールのシングルオペ参加は数えるほどしかありません.学校クラブ局での運用はもちろん,YOTA Japan で行っている若手向けコンテスト運用企画 Youth Contesting Program (YCP) でもマルチオペ運用が主になります.

で,数年前までくらいは,マルチオペの中で自分でどれだけ沢山出来るかな?とやっていたのですが,最近は「なるべく交信しない!」と言っております.

別に交信が嫌になったわけではありません.

大学のクラブでもすっかり年長側になりまして,可能な限り他のメンバーに交信機会を譲る,ということにしています.YCP でも運営側ですので,参加してくれた若手の方に運用時間を,という動きになる場合がかなりのケースを占めます.

実際,運用機会確保のために裏方に回ったり,サポートに回るのが,なかなかどうして自分に合っていて楽しいのです.そのうち,半ば冗談で,「今日の交信目標は0局!」と言うようになりました.

それでも,なんだかんだマイクが回ってくることが多くて,達成したことはありません,hi.それもまた,楽しいのです.


今年はまだ,マルチオペ運用を気軽に企画するには早そうですが,来年のコンテストシーズンでは,楽しい楽しいマルチオペを是非やりたいものです.ああ,待ち遠しい!

それでは,また!

JR2KHB 須田

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九十九折アンテナ

アンテナシミュレーションで遊ぼうの回で、ちょっとつぶやいた九十九折の160mバンドアンテナは、こんな形です。

MMANAのデータは、
linea-load-3.6m-31ele-160m
MMANAで読み込む際には、拡張子を”.maa” に変更してください。
まあ、実用にはならないと思いますが、こんなお遊びもアンテナシミュレーターを使うと可能ということでした。
こんなお遊びから、新しいアイデアがでてくると嬉しいですね。

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO よしはら

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