収録振り返り ~MMANAは面白い!~

皆さんこんにちは.YOTA Japan の JR2KHB 須田です.

2月28日の放送は,「アンテナシミュレータで遊ぼう」でした.

放送でも熱弁してしまいましたが,MMANA,本当に面白いです.あっという間に数時間溶けます.
「あっ,もうこんなに遊んじゃってる!ここの調整だけしたら終わろう!」
と気づいてから,さらに数時間溶けます.

現代のソフトウェアのようにグラフィックで設計していく,という使い方ではないので,最初はなかなか分かりづらいのですが,一度使い方を覚えると楽しくて仕方ありません.スルメです.放送でご紹介しきれなかった小ネタ,コツも沢山あります.

ここで,収録後にメンバー間で話題になったコツをひとつご紹介しましょう.「給電点をワイヤの中心からずらしたいとき,どうするの?」というもの.

実は MMANA の給電位置の指定は一癖ありまして,ワイヤの中心,両端以外で給電するときは,「シミュレーション計算上の,ワイヤ分割の単位」でずらすことになります.普通,ワイヤ分割は自動で行われるので(手動指定もできます……詳しくはソフト同梱の説明書・補足説明をご参照ください),たとえば「中心から○センチの位置で給電したい!」という指定は難しいことがあります.

こういうとき,私は,ワイヤを3分割してしまうことにしています.真ん中のエレメントを十分短くして給電位置に合わせて配置し,その中央から給電することにするのです.こうすることで,給電位置を事実上任意に設定できるようになります.

この「微小給電ワイヤ」のテクニックは,ワイヤ端,例えばエレメントの角から給電するときにも役に立ちます.私の使っている MMANA ver 1.77 では,給電位置をワイヤ端にしようとするとうまく指定できないことがあり,その場合はワイヤ端に微小給電ワイヤを置くことにしています.多少形が変わることになりますが,給電ワイヤを十分小さくすればその影響は無視できるようになります.

下の図は,20 m バンドの V-DP に対して,長さ 2 cm の給電ワイヤを設けた例です.

「MMANA,こんなときどうするの?」という疑問がありましたら,ぜひ番組宛お便りいただければと思います.分かればお答えしますし,分からなければ一緒に悩みます hi

それでは!

JR2KHB 須田

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