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敬老の日

敬老の日といえば、以前は9月15日でしたが、いつの間にか9月の第3月曜日になっていました。
連休を作るということからは歓迎ですが、毎年、日にちが変わるので、毎年、この祝日は何の日?の繰り返しです。

さて、敬老の日ということで、お年寄りに感謝をしようと、いろいろな行事が行われます。
特に、子供たちには、祖父母参観というのがあって、おじいちゃん、おばあちゃんが、幼稚園や学校に招待されます。
ついに、私にも、招待状が届きました。
孫ができた時点で、そうなることはわかっていたはずですが、自分には遠い世界だったはずの「お年寄り」の域に達したことに、やっと気が付きました。

でも、いつ、この世から去ってもいいやと思っていたのですが、孫ができた時、この子が大きくなって、どんな大人になるのか見てみたくなりました。
あと20年、頑張らねば。・・・・あれ、もう、気持ちはお年寄り?

ハムのラジオ つぶやき担当 JA1WTO よしはら

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ハムフェアが終わりました

東京ビックサイトで開催された、ハムフェア2023が終わりました。

今年のハムフェアには、多くの方々が来場され、いつもなら人の流れが途切れて、一息つける瞬間があるのですが、今年の初日はそれが無く、ずっと人の流れが続いていました。
さらに、今年は、遠くから来られた方が多く、外国の方も目立っていました。
私自身にも久しぶりので出会いが多くあり、実りのあったハムフェアでした。

ちょっと燃え尽き症候群で、さらに二日間、声を張ってお客様に説明していたので、喉はがらがらだし、へとへとになってしまいました。
まだ、1週間しかたっていないのに、ずいぶん昔の出来事のような・・・毎年そうなんですが・・・。

制作担当 よしはら

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レースカーのアンテナ

ホンダの車に乗っているので、ホンダのニュースをよく見ているのですが、CIVICのGT500への参戦のニュースをみていて、ちょっと気になることが。

いまやレースカーにとって、無線は音声通信だけでなく、リアルタイムでのデータ収集などでも必須のようです。
で、レースカーのアンテナは、ルーフトップに取り付けされています。どの車も、ルーフトップなんですね。これは、空力的に邪魔にならないのでしょうか。
最近アマチュア用などで、フィン型のアンテナも販売されていまうが、レースカーには採用されておらず、みんなホイップですね。
ルーフトップが、指向性が出にくい場所であることは、よく知られています。車の向きによらない、安定した通信には必須だと思います。
さらに考えてみると、車の周りから、一番遠いところなので、接触しにくいし、それにより、破損しにくいということもありそうです。
そういえば、パトカーや、救急車もルーフトップにアンテナが設置されていました。

アマチュアの場合、最近ではリアドア、トランクリッドが多く、ルーフキャリアを増設して、そのキャリアに取り付けている方も多いようですが、昔の車に比べて、アンテアの取り付けに悩みます。
ということで、思い切って、ルーフトップに穴を開けて、取り付けてみたいものです。車の方向にかかわらず、安定してQSOできそうです。車の見た目もちょっとカッコいいかもしれません。昔、ラリーカーについていた長いホイップを思い出します。なんだか、かっこよかったです。

つぶやき担当 JH8AIW よしはら

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夏のハムフェアシーズンの開幕

7月になりました。

コンディションは、まあまあ良い状態が維持できているようです。
50MHzのオープンの状況は、昨シーズンまでは2~3局が聞こえる(見える)局地的のように感じましたが、今年は、広い範囲でオープンしているようで、バンド中(といっても、3KHzですが)QRMMになっています。
ただ、私の設備では力が足りず。欧州とアフリカは見えません。

さて、7月に入り夏のハムフェアシーズンの開幕です。
まずは、KANHAM。夏の一番暑い時期に、暑い暑い大阪での開催ですから、暑さは最高! さらに、熱い方たちが集まり、さらにヒートアップ。
8月はハムフェア。9月は東海ハムの祭典、北海道ハムフェアと、各地で夏のハムフェスのシーズンとなりました。

今年の無線界では、いろいろありましたが、何はともあれ、お祭りを楽しみたいものです。

ハムのラジオ よしはら

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ラジオ成田から放送を始めて4周年になります

ハムのラジオは、お蔭様でラジオ成田から放送を始めて、この6月で4周年を迎えることとなりました。
いままで、支えていただいた皆様に、心より感謝いたします。

途中、コロナ禍による、単調な日々が続く期間はありましたが、あっという間の4年だったように思います。
PODCASTは自由に発信できまずが、逆に言えば、自分達のさじ加減でどうにでもできます。しかし毎週放送するということから生まれる義務感は、番組継続のモチベーションになっていることは間違いありません。
毎週、話題を決めていますが、正直なところ、これがなかなか難しいものです。しかし、アマチュア無線という枠内で、10年も継続できたということは、如何にアマチュア無線が幅広く、奥が深いということではないでしょうか。
アマチュア無線も成熟が進み、最近ではアマチュア無線そのものを探求するというより、アマチュア無線を何か別の事のために利用していく、という方向にも広がっているようにも思います。ただ、まだ日本ではアマチュア無線自身を楽しみ、探求していくという考え方が多いように思います。
自動車はかつて、その性能、快適性、安全性などの自動車自身の探求が進められてきましたが、今では、単なる移動手段ではなく、キャンプしたり、音楽鑑賞部屋になったり、自動車を活用して次の何かを求めていく時代になりました。アマチュア無線も、交信を楽しむ、電波を遠くに飛ばすなどのことから、アマチュア無線を利用した何かを見つけていくことに広がっていくことで、この先も継続することができるのではないでしょうか。

ハムのラジオ ぼやき担当 JH8AIW よしはら

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初アクティベート報告

POTAが人気です。毎日、アクティベートされていて、追いかけるのが楽しみです。

さて、ハムのラジオでも アクティベートしてみようということで、移動運用を計画しておりますが、昨日、天気がいいので、お試し移動運用をしてみました。
まずは、車で10分位の近くの公園に。え?! 門が閉まっていて、駐車場ががらがら。なんと、月一回の休園日でした。なんとタイミングの良い事。
まあ、移動運用はほとんどしたことがないので、下調べもせず、こんなもんでしょう。
せっかく出掛けたので、別の場所を探すことに。我が家から筑波山が近いので、山に登れば、国定公園の範囲に入ります。なので、山に向かい、お寺の駐車場をお借りし、電波を出させていただくことに。

自宅で、PCと無線機のセットアップ済なので、さっそく、アンテナを車の屋根に上げ調整。そして、運用スタート。大好きなFT8で、今回は21MHzです。自宅と変わらず、海外から強力に飛んできています。とりあえず、強い局を呼んでQSO成功。そして、次の局とQSO途中で、突然エラー発生。どうやら、PC周りでインターフェアが。PCと無線機を離したり、ルートを変えても安定しません。という事で、4局QSOした時点で終了。帰宅し対策することにしました。初アクティベートはまあまあでした。

また天気の良い日に移動したいと思います。

JA1WTO / JH8AIW/P よしはら

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パラスティックエレメント

アンテナの実験です。

パラスティックエレメント、誘導素子ってところでしょうか、周波数(A MHz)に同調したエレメントに、周波数(B MHz) に同調したエレメントを接近させ、A MHz のエレメントから、B MHzの信号を送り込むと、B MHzのエレメントが同調し、電波が出ていくという、言葉で書くと、解りにくいアンテナの給電方法。
B MHzのエレメントには、給電線はないので、マルチバンド化の工作が簡単になるわけです。必ずA MHz<B MHzになっているという条件があるようで、いろんな方が実験して、記事を書かれています。

先日、番組でご紹介した自作144MHzの4エレ八木。これを改造して、パラスティックエレメントの実験をしたいと思い、いろいろ探ってみました。エレメントの増設するために、寸法などを考えていましたが、思いつきました! 以前作った、430MHzの八木アンテナをそのまま使っちゃえ!! 

144MHzの八木アンテナと430MHzの八木アンテナの給電部を近くに配置し、お互いのエレメントが接触しないようにしながら、ブームをテープで固定。430MHzの八木の給電部分はショート。

さて、144MHz側から、430MHzの信号を送りこむと、なんと、同調している。アナライザを使い、インピーダンス調整がちゃんでき、同調点も見え、どうやら共振しているようです。
アンテナパターンを測定していませんが、アンテナを回転させると、信号の強弱が出ますので、ちゃんとビームアンテナとして働いているようです。直接給電していない高い周波数側でも、ちゃんとQSOできました。

手軽にマルチバンドアンテナの完成です。給電線が一本なので、サテライト通信のような全二重な使い方はできませんが。

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO よしはら

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新年度が始まりました 今年度もよろしくお願いします

4月1日、今日はエイプリルフール。気の利いた嘘が思いつかない~~、今年はお休み。

さて、番組は、4月以降も継続できることになりました。今年度もよろしくお願いします。

さて、朝ドラ「舞い上がれ」が終わりました。航空ファンとして、見どころがたくさんありました。工業系人間としても、部品加工のお話など面白いところが多かったです。
最終回で、空飛ぶ車「かささぎ」が完成、運航開始というお話。「かささぎ」には機体番号があったようですが、画面から見つけれませんでした。
その後、離陸許可を取るところは、なかなかリアルで、コールサインは「JA1896M」。これが機体番号で現在の機体番号の割り当ては全体で6桁なので7桁にして、本物にはならないけど、それっぽい。うまく考えたなと思いました。が、一晩寝て、さらに気が付いたことが。これは「イワクラマイ」!!
ところで、「JA1896M] 「ジュリエット-アルファ ワン-エイト-ナイナ-シック-マイク」と言っていましたが、これが一発で聞き取れ、コールサインとして認識できた方、かなりの航空ファンですね。
航空大学校のシーンでは、リアリティにこだわり、実際に訓練生として許可を取り、実機を飛ばして、実機内で撮影していたそうです。この時のコールサインは、たしか実機の物だったと思います。

もし、俳優の皆さん、無線の資格も取っていて、それも航空無線通信士だったら、アマチュア無線もできるのになあ・・・・

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO よしはら

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アマチュア無線制度改正

3月22日に、アマチュア無線をもっと手軽に始められるように、アマチュア無線で手軽に実験できるように関連の法律が改正されました。

体験運用ができるようになったのは大きい改革です。シャックに遊びに来た人に、ちょっとしゃべってみる?? と、マイクを渡すことができるようになったわけです。
研究や、教育分野でのアマチュア無線の活用も、明文化されました。教材としてのアマチュア無線の活用をぜひ進めていただきたいですし、研究用として・・・電波しか知らないのでアイデアが思いつきませんが・・・新しい通信方式の開発や、伝搬の実験、地震予知などに利用できる伝搬状況の観測、もしかしたら、気象研究などにも利用できるかもしれません。多くの研究者の方にアマチュア無線を知っていただき、活用していただきたいと思います。
手続きが簡略化され、ややこしくて、初心者だと申請も出来ない状況も、改善されると思います。

さて、手続きは簡略化されましたが、総務省が我々アマチュア無線家に要求していることは変化がありません。つまり、迷路のような入り口部分は、すっきりしましたが、中に入ると、従来通り、いろいろな壁があります。
それは、無線設備です。今回の改正で、免許状には、アマチュア局で指定することが可能な電波の型式、周波数、および空中線電力を一括コードで指定されるため、いわゆる包括的な免許となったと、勘違いされる方が多いようです。SNSなどでも、そういった表現をされている方を見受けますが、それは間違いです。

いままで、電波型式のみが一括して指定されていましたが、それを、電波型式、周波数、空中線電力に拡大するだけです。
実際に電波を出せるのは、届け出した機器で出せる周波数、電波型式、空中線電力となります。
つまり、ハンディ機で開局された方が、HF機を購入してもすぐには運用できず、届出し、受理されることが必要です。中華製の安いリグだと、技適はとれていないでしょうから、保証認定の手続きが必要です。旧機種を使用するには新スプリアスの適合手続きが、DMRなど、新しいデジタル機も同様で、保証認定手続きが欠かせません。海外のキットなども面白いものが多いので、組み立ててすぐに使えるといいのですが、残念ながら、保証認定が必要になります。

事前に申請して許可を得るという、時間と手間のかかることが無くなるのは、大きな改革ではありますが、手続きが無くなったわけではありません。しかも手続きしないと、違法運用となってしまう可能性もあります。

次は、ぜひこの設備関係の手続きを改革し、アメリカ式にしていただきたいですね。

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO よしはら

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3月になりました

2月があっという間に過ぎ、3月になっちゃいました。

期待されたブーベ島DXペディション、大幅に規模縮小となりましたが、困難な状況のなか、島に上陸され、電波が出ました。日本からは多くの方がQSOされたようです。残念ながら、私はワッチするも見えず聞こえず。見えたのはパイレーツだけ。でも、世紀のペディションをリアルタイムで見られて良かったです。今は、本当にリアルタイムで情報が来ますので、すごい時代になりました。

さて、3月に入ったら一気に春になりました。また寒い日が来たり、雪の日もあるかもしれませんが、2月のような凍てつく寒さは、今シーズンは終わりだと思います。

電波の世界もそろそろ春。マジックバンドと言われる、50MHzがそろそろ動き始めました。すでに、オセアニアは、ほぼ毎日オープンしていますし、南米もちらほら。なんだか期待できそうです。
HFのハイバンドも、今年は盛況です。28MHzはFT8の3KHz幅では収まり切れないくらいの局がでています。WASが一気に増えました。

コロナが落ち着いてきて、海外渡航も以前に戻りつつあり、DXペディションもだんだん増えてきました。コンディションの良さもあり、多くのペディション局とQSOができそうです。
ただ、FT8だと、そのパイルアップの大きさ(呼ぶ局の多さ)が目で見てわかるので、弱小設備局は尻込みしてしまいます。だいたい、パイルアップに参加する隙間がありません。運よく参加できても、全く応答なし。ということで、ペディション局を呼ぶ際は、ほぼ需要が満たされた頃のCQ連呼になるまで、ゆっくり待つことにします。

それにしても、デジタルモードのお陰で、DXCCなんて夢のまた夢だったのが、100は疾うに過ぎ200が視野に入ってくるという段階まで行きつくことができています。微弱モード様様です。
しかも、微弱モードを始めて、連続ワッチが簡単にできるようになったので、短時間のオープンにも出会えるようになりました。ほんの10分程度のオープンでも、以前から起きていたのでしょうけれども、それを、このモードの運用形態のお陰で、捕まえられるようになったわけです。電波伝搬の不思議を感じ、謎がさらに深まりました。・・・・こういうことを追及、研究すると、きっと面白いでしょうね・・・・・

ハムのラジオ 制作担当 JA1WTO よしはら